【後編】
とある日の定時後。エイチ・アイ・エス(以下「HIS」)の社屋内に店を構えるカフェ&バー「Oasis@Lounge724」に、変な商社株式会社の新入社員3名を招き、インタビューイベントを開催しました。
「第1回、新入社員が語る『変な商社』」の後編です。
(前編はこちら)
<https://www.wantedly.com/companies/company_9823874/post_articles/295540>
ここが変だよ「変な商社」
高橋:次の質問は、「ここが変だよ、変な商社」。
会社に対して、「おかしい」「変だ」と思うことについて教えてください。
金子:社員が変人ばかりなのかと思いきや、皆真面目。
社名とは裏腹に、変でないというのが一周回って変かな(笑)。
高橋:そうなんですよ。やっぱりちょっと、変であり続けるのは難しい。
本当おっしゃる通りで、胸が痛くなりました。じゃあ、山下さん。
山下:皆さん、仕事が好きですよね。休みの日にホテルを回り、実費で宿泊している社員までいます。
実際にさまざまなホテルに泊まり、アメニティや資材を使ってみて、良いと思ったものはお客様に
提案するそうです。仕事とプライベートを切り離さず、リンクさせているのも、変といえば変かも
しれません。良い意味で。
高橋:仕事って、もっとやりたくても会社のルールなどでできない、ということがありますよね。
その中で、良いか悪いかは置いておいて、できる範囲内で工夫し「とりあえずやってみる」と。
それで成果が上がれば、皆でそのチャレンジを応援する、という社風はたしかにありますね。
次は渋谷さん。違った視点からお願いします。
渋谷:それではちょっと突っ込んだ部分を(笑)。
事業にスピード感があるのは良いのですが、その分、急に方向性が変わった時に、大変に感じるこ
とがあったりします。
以前、研修の構築を任されたのですが、研修日1週間前に「これはやめてこっちにしよう」と方向転
換を余儀なくされたことがありました。優先して解決すべき組織課題が変わることは致し方ないで
すが、「あれ?先週はこう言ってたのに…」と人によっては振り回されていると感じる方もいるか
もしれない。
でもまあ、せっかくやるならより意味あるものにしたいですもんね。却下された僕の研修案はまだ
温めているので、いつか別の機会でオープンにできるといいなと思います。
高橋:社外の方の意見も聞いてみましょうか。臼井さん、お願いします。
臼井:どんな提案でも全部受け入れて、一緒に考えてくださるところです。
「私たちはこうだから嫌だ!」ではなく、柔軟に考えてくださるのは、良い意味で変といえるかもし
れないですね。
高橋:クライアントとしての生のご意見、有り難いですね。励みになります。
変な商社、憩いのスペース「Oasis@Lounge724 」
Oasis@Lounge724
高橋:では次の質問。皆さん、お腹空いてますか?
金子:おつまみ食べたい!何が美味しいのかな。カフェ事業担当の山下さんに聞いてみよう。
山下:唐揚げがおすすめですよ。
渋谷:今、実際にカフェスペースの一角で座談会をしているんですよね。
仕事終わりにお店へ行かず、会社のカフェスペースで一杯飲めるってすごいなと。先輩の「一杯行
こうぜ」は結局2.3時間だったり、結果終電までするけれど、ここだと一杯飲んでそれで済む。笑
山下:それはありますね。もちろん日中はアルコール類は出していませんが、17時以降は勤怠をきってい
るだろうという前提で、お酒も提供しています。オフィス直結で、大きいサイズのハイボールが一
杯250円で楽しめます。
金子:5メートル後ろすぐオフィス!
渋谷:外から来た人間からすると、衝撃的な安さですね。
高橋:唐揚げが来るまでに、カフェ&バー「Oasis@Lounge724 」について簡単に説明をしていただけま
すか?何を目指しているのか、とか。
カフェ&バー「Oasis@Lounge724 」について語る山下
山下:コンセプトとしては、まずは福利厚生の面があって、比較的価格が安い。
さっき申し上げた通り、ハイボールのLサイズが250円。普通だと500円くらいしますよね。あと、
社員が利用するので、朝・昼・夜どの時間帯でも食事を提供できるようなカフェになっています。
今後の展開としては、ただの社食としてだけの運営ではなく、フードラボのような役割を果たして
いきたいと考えています。例えば、変な商社のグローバル事業部で仕入れた日本初上陸のお酒や食
べ物を、日本で初めて提供する場にしたいですね。
11月からは、メニューもリニューアルします。カフェのスタッフ一同、頑張っていますよ。
高橋:それは、「社員の〈オアシス〉になりたい」という思いで?
山下:そうです。勤務時間中の憩いの場として、そして仕事終わりにホッと一息つけるような場、という
意味を込めて「Oasis@Lounge724」です。
高橋:予定調和の会話、失礼いたしました(笑)。
今後この会社で成し遂げたいこと
写真を撮るホ・ヨンジュ社長
高橋:時間も終盤に差しかかってきたところで、ちょっと真面目な話をしましょうか。
皆さん、入社してまだ間もないですが、変な商社ではどんなことを成し遂げたいと考えています
か?熱い思いを聞かせてください。
渋谷:僕は現在、営業リーダーと人事という二足のわらじを履かせていただいているのですが、これには
大きな意味があると思っています。
一般的には、企業の新人研修というと、ビジネスマナーやロジカルシンキングなどを教えますよ
ね。でもそれだけではなくて、僕は営業も教えられる。基礎から実務に至るまで、一貫して入社時
点から指導することで、安定した土台ができ成長につながっていきます。
まだマニュアルが整っていない小規模の組織では、とても大切なことだと思います。現場だって楽
になりますしね。
入り口部分での教育をきっかけに強い組織をつくる、というのが、まずこの会社で成し遂げたいこ
とです。
山下:僕は「飲食事業をやらせてください」と言って入社しているので、この分野で結果を出したいで
す。
特に今関心があるのは、ハラル食など、宗教に対応した食事です。日本では無宗教の方が多いの
で、食において宗教を気にする機会があまりありませんが、世界的にいうとこれはマイノリティな
のではないかと思います。
しかし、インバウンドを推し進めていく中で、宗教に対応していく必要がある。
「Oasis@Lounge724 」をフードラボとして、実験していきたいと思います。ざっくりしたビジネス
モデルが自分の中にあるので、それを突き詰めていって明確にしたいです。
金子:僕は社会人1年目でまだまだ未熟なので、まずは社会人として一人前になれるようここで修行しま
す。
この会社では、僕のような入社1年目の社員が社長クラスの商談に同席させてもらえるんですよ。
トップ同士のスリリングな商談に1年目で参加できるなんて、他の会社ではありえないことでしょ
う。本当にラッキーで有難い環境です。この環境だからこそ成し遂げられることを頑張っていきた
い。具体的には、グランピング事業の確立が直近の目標ですね。
高橋:これからの時代は、自分独自のキャリアをどう築いていくのかということが大切だと考えていて。
レールに乗っかるだけではなくて、偶然道をそれてしまったり、そういうところから生まれるキャ
リア形成がその人の価値になるのかなと思います。若い3人には期待していますよ。
さあ、唐揚げが届きました!
揚げたてのから揚げが届きました!!
金子:仕事が終わって1分後に揚げたてのジューシーな唐揚げが食べられる。素敵な環境で
す!
一緒に働きたいのはこんな人!
高橋:最後に、「こんな人と働きたい」という人物像について、皆さんからひとこといただけますか。
山下:夢を持って共に切磋琢磨し合える、そんな方と一緒に働きたいですね。
金子:レールに乗っかるのではなく、レールを作ることができる人と働きたいです。
自分が刺激を受けられるという意味で、ぜひそういう方と。
渋谷:うちの会社は「0から1」も「1から100」も「0から100」もどんどん挑戦ができる会社です。
自分でやりたいことを見つけてそれを育てていきたい方には、とても合っていると思います。
少人数で動かしている新しい会社なので、まだまだ未整備な部分もあります。ですが、会社の土台
を作っていくことに参画できるというのは、得難い経験となるに違いありません。一緒に会社を作
り上げていこうという気持ちのある方には、是非入社いただきたいですね。
目の前ではなく、後々の財産となる経験をさせてもらえる会社ですよ!
高橋:変な商社は今年5期目に入りました。これまではHISグループのお客様がメインでしたが、今後は外
部のお客様にも商品やサービスを展開していきます。こういった中で、共に会社を成長させてくだ
さる仲間を求めていますので、我こそはという方は是非ご応募ください!
本日は長時間、どうもありがとうございました。